7月29日、神奈川県秦野市にて、野草探索ツアーを行いました(*^^*)
和気あいあいとした雰囲気のなか、みんなで川沿いを散歩し、食べられる野草を探しました。
川沿いに生きる野草たち
歩き進めていくと、スギナ、葛、カキドオシなど、たくさんの食べられる野草を見つけることができました。
スギナ【ミネラルたっぷり・まるで本格抹茶🍵・スイーツにも】
駆除しきれず「地獄草」なんて呼ばれることもあるスギナ。それもそのはず、スギナは3億年の昔から地球に仲間が存在したほど生命力が強い野草なのです。
その効能は多岐に及び、日本では江戸時代に本で紹介されて以降、民間療法として定着。少なくとも明治時代にその本が絶版となるまでは、健康の強い味方として愛されてきました。
乾燥させて粉末にしたスギナをプリンやどら焼きなどのスイーツに使用すると、まるで本格抹茶を混ぜ込んだような食味に🍵
そのほか、消炎作用を活かして入浴剤・化粧水としても利用できます。
葛(クズ)【二日酔い防止・更年期対策・美容】
葛根湯の原料として知られる葛。つるは天ぷらにして食べることができます。葛の花とはちみつを用いて「葛の花玉」という伝統薬がつくられている地方もあるとのこと。「葛の花玉」をお酒を飲む前に数粒飲むことで、二日酔いを防げる薬効があるのです。昔の人々のお酒との付き合い方が垣間見えます(*^^*)
垣通(カキドオシ)【血糖値を下げる・咳を鎮める・胃腸を整える】
「垣根を通りこして隣の家に入り込むほどの生命力を持つ草」...
垣を通る草...カキドオシ。
幼い子どもの胃腸病を鎮める妙薬として、古来から用いられてきました。
お浸し・炒めもの・揚げものとして食べられるほか、ミントのような爽やかな香りを持つため和ハーブティーにも(*^^*)
野草をいただく
野草を探索したあとは、お待ちかねの食事の時間🤤
今回は、野草の天ぷらとスギナのプリンをいただきました。
食用に適した野草を選べば、クセや苦みはなく、おいしくいただくことができます。
参加者さんのなかには、身近な場所に食糧にできる植物がたくさん自生していることに気づいたことで、気が楽になったという声も。
食べられる野草について知っておくことは、栄養摂取の面で役立つのはもちろん、食糧を確保する手だてとしても役立つことを実感しました(*^^*)
大御宝ファームでは、8月26日(土)に次回のイベントを予定しているほか、
毎週2回ほど農作業を行っています!
おひとりで初参加なさる方もたくさんいらっしゃいますので、お気軽にご参加ください(*^^*)
参加のご希望・ご質問はこちらから!
最後までご覧くださり、ありがとうございました♪